心理カウンセラー・メンタルヘルスケアに関する資格取得を目指している方へ

当サイトは、社会人として働きながら心理カウンセラーを目指す方に向けて有益な情報を発信しています。

管理人も社会人として数十年間働きましたが、人間関係や生き方に随分と悩んだ経験があります。

さらに2008年のリーマンショックで勤めていた企業が倒産したことが大きな転機となり、心の安定を得るためにと学んだ心理学に魅了され、民間の心理カウンセラー資格を目指して2008年から本格的に心理学を学んできました。

心理カウンセラーになるための勉強やカウンセリングの訓練は、自分の悩みを解決してくれただけでなく家族や友人、相談者などの人生に大きな好影響をもたらすことになりました。

このような素晴らしい心理学の知識やカウンセリングの手法を多くの方が学び人生に役立てて頂ければという願いから当サイトを立ち上げ情報発信しています。

1.心理カウンセラーになるための方法やルートは?

心理カウンセラーになるために資格を取得するルートは、次の2通りしかありません。

  1. 民間のスクールを受講し受験資格不要で誰もが受験できる心理系の資格試験を目指す。
  2. 大学や大学院で心理系の学問を履修し受験資格を得て心理系の資格試験を目指す。

これらの方法で心理資格を取得した後に、プロとして職に就くことになります。

一口に心理資格と言っても、受験資格不要で通信講座のみで取得できるものや、大学や大学院で心理学を履修し受験資格を得ないと受験できない資格まで様々な種類があります。

当サイトでは、これらの心理資格についてわかりやすく解説していきます。

2.心理カウンセラー資格の選び方

心理カウンセラーやメンタルヘルスケアの資格は、国家資格・公的資格・民間資格を合わせるとかなり多くの種類があります。

この多くの資格の中から自分が目指せる資格を探すには、受験資格の要件に自分の学歴が該当しているかどうかを確認することが第一になります。

その理由は、大学や大学院で心理学に関する学問を修了し卒業していないと受験できない資格も多いからです。

例えば、心理学以外の学科を大学で学んで卒業し、既に家庭もあり会社で働いているような社会人の方などは、臨床心理士になりたいと思っていても、現実的にはすごく難しいと思います。

なぜなら臨床心理士の受験資格は、学会が指定した大学院で心理学の専門課程を修了する必要があるからです。

なので、社会人の方は民間スクールを受講し、誰もが受験可能な心理資格を目指すのが一般的です。

一方、中高生など学生の方は、まず目指す心理資格を決め、それに向かって受験資格を得られる大学や大学院の入学を目指し、卒業してから資格試験にチャレンジするというステップになります。

3.心理資格の種類とスキルを活かせる分野について

「カウンセラー」とは「悩みや問題を抱える者の相談相手になる人」という意味であり、心理カウンセラーの資格を取得していなくても、心理学の知識やカウンセリングの技術を習得していれば「自分は心理カウンセラーだ」と名乗ってもなんら法的責任は生じません。

とはいっても、心理カウンセラーを職業としている方は専門スキルを習得し心理資格を取得しているケースが大半です。

現実的には、顧客(相談者)から信用・信頼を得るには、心理カウンセラーとしてのスキルを客観的に証明するために資格は必要になります。

また、相談者の抱える心の問題や悩みを解決するには、心理学の知識・療法・技法を学ぶことが必須となります。

プロとして仕事に就こうとする場合は、試験の難易度が高い難関資格を取得している方が有利になることが多いのも事実です。

また、心理資格はその種類により、習得したスキルを活かせる対象分野が異なってきます。

対象 仕事内容 心理資格
医療分野 心の病の治療
統合失調症、うつ病、神経症
公認心理士

臨床心理士

一般企業 従業員・労働者の心のケア
仕事、人間関係に関する悩みやストレス
産業カウンセラー

メンタルヘルス・マネジメントⅠ種

個人 個人の心の様々な悩みを解消
対人関係、人生観、恋愛、夫婦関係、子育て

その他の心理資格

4.心理カウンセラーの役割とは

心理カウンセラーの役割は、相談者が抱える心の問題を解決し、心を健康(メンタルヘルス)な状態に保ちながら、日常生活や人生を幸せに送れるように支援することです。

そのためには、次の3つの視点でアプローチし支援できる幅広い心理学の知識とカウンセリングスキルを身に付ける必要があります。

  1. 過去にアプローチ:問題解決するため
  2. 現在にアプローチ:現状維持できるようにするため
  3. 未来にアプローチ:目標達成できるようにするため

特にカウンセラーに絶対的に必要な能力は傾聴スキルです。

「傾聴力」とは、相談者の話に耳を傾け理解し、真剣に聞く力のことです。

相談者に「この心理カウンセラーは話しやすい」と感じさせることがものすごく重要です。

5.心理資格の種類と受験資格・資格認定について

心理資格は、「心理資格の種類と受験資格・試験形態一覧」で紹介しているように、様々な資格の種類があります。

これらの心理資格の中で国家資格は、新設された公認心理師だけですが、臨床心理士と共に受験資格の要件・試験内容は最難関資格になります。

但し、受験資格が不問のメンタルヘルス・マネジメント(R)検定試験Ⅰ種については、誰でも受験できますが合格率は10%代で大変難しい試験です。

また、受験資格が不問となっている資格であっても、心理学の知識やカウンセリング技術について十分学ぶことができます。

まずは、受験資格の要件に自分は該当するかを確認し、受験可能な心理資格を目指せる講座資料を無料請求し、しっかりと内容を比較検討することが大切です。

5-1.民間スクールで取得できる心理資格

民間スクールで学び取得できる心理資格は多くあります。

社会人から資格取得を目指す場合、民間スクールを受講し知識や技術を学ぶことで、プロとして活躍できる可能性があります。

民間スクールで行われている講座の修了試験に合格すれば資格を取得できるものや、講座修了後に別途で試験を受験し合格すれば資格取得できるものなどがあります。

受験のタイミングは早い方は講座修了後、長くても1年以内に受験する方の割合が多いように感じます。

試験は筆記と実技があり、実技試験に関しては傾聴ロールプレイが行われているケースがほとんどです。

傾聴ロールプレイとは

心理カウンセラーを職業にする場合は、大学や大学院で学び公認心理師や臨床心理士を目指すのがベストです。

しかし、心の健康を維持しストレスを抱え込まないように自分のメンタルコントロールを行ったり、対人関係を円滑にしたいなどが目的なら、実践でも役立ち費用も安い民間スクールの受講をおススメします。

民間スクールで目指せる心理資格は様々ですが、スクールの特徴としては、主に次の2タイプに分かれます。

  1. 受講者自身の心のケアに重点をおいた講座
  2. 実践的技能を身に付けることに重点をおいた講座

また、民間スクールでは通信講座も多く開講されていますが、職業として心理カウンセラーを目指している方には不向きです。

自分や家族のために心理学を役立てたい、とりあえず短期で早く資格を取りたいなどが目的であれば、費用も3~5万円程度、約3ヶ月くらいで資格は取得できるため、受講しても活用できます。

民間スクールで取得できる心理資格の種類・受験資格・認定方法 一覧

民間スクールの講座を受講し目指せる心理資格の受験資格要件、資格認定の方法については、次の通りです。

難易度 資格名 受験資格
(下記のいずれかに該当する者)
認定
方法
メンタルケア心理専門士(R) メンタルケア心理専門士講座修了
及び こころ検定(R)1級合格者
申請登録

こころ検定(R)1級

こころ検定2級合格者
又は メンタルケア心理士(R)資格登録者
試験
メンタルケア心理士(R) メンタルケア心理士講座修了
及び こころ検定(R)2級合格者
申請登録

こころ検定(R)2級

メンタルケア心理士講座修了者 試験
メンタルヘルス・マネジメント(R)
検定試験Ⅰ種

不問

試験
メンタルヘルス・マネジメント(R)
検定試験Ⅱ種

不問

試験
メンタルヘルス・マネジメント(R)
検定試験Ⅲ種

不問

試験

ケアストレスカウンセラー

18歳以上

試験
上級心理カウンセラー

不問

在宅
試験
メンタル心理カウンセラー

不問

在宅
試験
メンタルケアカウンセラー(R)

不問

講座
修了
メンタルケア・アドバイザー

不問

講座
修了

※ 難易度:5段階評価(最難易度:5)

5-2.大学・大学院で学び取得できる心理資格

大学・大学院で学び取得できる心理資格の代表格は、公認心理師と臨床心理士です。

現在、大学や大学院で心理学を専攻している方か、高校生で進学して心理学を学ぼうと考えている方が受験資格を得られる心理資格です。

就業先としては、医療分野の病院などが有資格者を求人応募していることが多い資格です。

両資格とも、他の心理資格より圧倒的に信頼度・認知度が高い資格になりますが、資格取得に至るまで多くの学習期間と費用が必要となります。

公認心理師は国家資格になりますが、大学+大学院で計6年間学習することになり、実習の授業も多いのが特徴です。

但し、社会人であっても大学ではなく同等の基準をクリアしていれば、専門学校でも受験資格を得ることができます。

また、心理カウンセラーを職業としている方でも、全員が大学で心理学を専攻した方ばかりではありません。

大学・大学院で学び取得できる心理資格の種類・受験資格・認定方法 一覧

大学・大学院で学び取得できる心理資格の受験資格要件、資格認定の方法については、次の通りです。

難易度 資格名 受験資格
(下記のいずれかに該当する者)
認定
方法
公認心理師
  1. 学部+大学院の修了者
  2. 学部+実務経験
  3. これらに準ずる者
国家試験
臨床心理士
  1. 一種指定大学院の修了者
  2. 二種指定大学院の修了者
試験
産業カウンセラー
  1. 20歳以上+養成講座修了者
  2. 大学修了+実習講座の修了者
  3. 大学院の修了者
試験
カウンセリング心理士
(旧認定カウンセラー)
  1. 養成カリキュラムの修了者
  2. 大学院の修了者
試験
認定心理士

大学で心理学を専攻し修了・卒業した者

申請
承認

※ 難易度:5段階評価(最難易度:5)

6.お勧めする心理資格

ここでは、次の方にオススメできる心理資格を紹介していきます。

  1. 社会人の方
  2. 学生の方
  3. 企業内で有効活用したい方

6-1.社会人の方にオススメする心理資格

会社員やOLなど社会人の方で、メンタルケアや心理カウンセリングを学んでみたい方には、通信講座で受講し資格取得できる次の資格がオススメです。

資格名

 

受験資格
資格認定 対応講座
メンタルケア心理専門士(R)

メンタルケア心理専門士講座修了+こころ検定(R)1級合格者

認定申請 TERADA医療福祉カレッジ(メンタルケア心理専門士講座)
メンタルケア心理士(R)

メンタルケア心理士講座修了+こころ検定(R)2級合格者

認定申請 TERADA医療福祉カレッジ(メンタルケア心理士講座)
メンタルケアカウンセラー

特になし

講座修了 TERADA医療福祉カレッジ(メンタルケアカウンセラー講座)
ケアストレスカウンセラー

特になし

講座修了 たのまなヒューマンアカデミー(ケアストレスカウンセラー講座)
メンタルケア・アドバイザー

特になし

講座修了 がくぶん(メンタルケア・アドバイザー養成講座)
メンタル心理カウンセラー

特になし

在宅試験 キャリアカレッジジャパン(メンタル心理カウンセラー資格取得講座)
上級心理カウンセラー

特になし

在宅試験 キャリアカレッジジャパン(上級心理カウンセラー資格取得講座)

上表の中でも「メンタルケア心理士(R)」資格は、民間資格が多い心理カウンセラー資格の中でも唯一、信頼性の高い公的学会が認定している資格です。

TERADA医療福祉カレッジ又はたのまなヒューマンアカデミーのメンタルケア心理士講座を終了し、「こころ検定(R)2級」に合格して資格認定申請すれば取得できる社会的価値の高い資格です。

ちなみに、「こころ検定(R)2級」資格は、文部科学省が後援している資格で、だれでも受験可能です。

メンタルケア心理士(R)の上位資格は、「メンタルケア心理専門士(R)」という資格になりますが、こちらも公的学会が認定している資格です。

メンタルケア心理専門士講座を修了し、「こころ検定(R)1級」に合格した後、資格認定申請すれば取得可能です。

但し、「こころ検定(R)1級」は、合格率が15%くらいで難易度がかなり高くなりますが、かなり社会的価値の高い公的資格です。

6-2.学生の方にオススメする心理資格

これから心理カウンセラーや心理士を目指している高校生の方には、次の資格がオススメです。

難易度 資格名 受験資格

 

資格認定
公認心理師
  1. 学部+大学院の修了者
  2. 学部+実務経験これらに準ずる者
国家試験
臨床心理士
  1. 一種指定大学院の修了者
  2. 二種指定大学院の修了者
試験
産業カウンセラー
  1. 20歳以上+養成講座修了者
  2. 大学修了+実習講座の修了者
  3. 大学院の修了者
試験
中弱 カウンセリング心理士
(旧認定カウンセラー)
  1. 養成カリキュラムの修了者
  2. 大学院の修了者
試験
認定心理士
  1. 大学で心理学を専攻し修了・卒業した者
申請承認

大学で心理学を修了し卒業したら、認定心理士の申請は必ずしておきましょう。

試験はありませんが単位認定基準の審査が行われ、合格すれば資格を取得できます。

産業カウンセラーと認定カウンセラーについては、大学又は大学院で心理学の修了が受験資格の条件になりますが、一般からは協会が行う養成講座を修了しても受験資格が得られます。

臨床心理士や新設された国家資格の公認心理師は、指定の大学院で心理学の修了が受験資格の条件になる最高峰かつ最難関試験になりますが、取得すれば社会からのニーズや評価が高く広い分野で活躍することが期待できます。

6-3.企業内で有効活用できる心理資格

企業や団体内で働いている管理者には、次の資格がオススメです。

オススメ 資格名

 

受験・申請資格
対応講座
メンタルヘルス・マネジメント(R)検定(II種/III種)

 

特になし
ユーキャン
メンタルヘルス・マネジメント(R)検定講座
こころ検定(R)2級

 

特になし
たのまなヒューマンアカデミー
メンタルケア心理士講座
メンタルケア心理士(R)

 

メンタルケア心理士講座修了及び、
こころ検定(R)2級合格者
TERADA医療福祉カレッジ
メンタルケア心理士講座

上表の資格は、主に仕事上のストレスによる心的不調などを未然防止したり、各個人の能力を充分発揮できるように、各職責に応じたメンタルヘルスケア(心の健康管理)に取り組める知識や技能を習得出来るように考えられた資格試験になります。

特にメンタルヘルス・マネジメント(R)検定試験は、受験資格が無く誰でも受験でき、有名な公的資格で受験対象者によりⅠ種、Ⅱ種、Ⅲ種と3段階に難易度がレベル分けされています。

資格種別 対象者

 

習得できるスキル
Ⅰ種(マスターコース) 経営幹部、人事労務管理スタッフ

 

社内全体のメンタルヘルス対策が推進できる
Ⅱ種(ラインケアコース) 管理監督者(管理職)

 

部門内、上司の立場で部下へのメンタルヘルス対策が推進できる
Ⅲ種(セルフケアコース) 一般社員

 

職場内で従業員が自らのメンタルヘルス対策が推進できる

但し、Ⅰ種は合格率が10%代で難易度の高い資格ですので、受験するならⅡ種・Ⅲ種をお勧めします。

2015年(平成27年)12月より、改正労働安全衛生法が施行され、正社員からパートまで含む全従業員数50名以上の企業は、毎年1回ストレスチェックを実施し、労働基準監督署へ報告を行うことが法律で義務付けられました。

メンタルヘルス・マネジメント(R)検定試験に合格することで、各個人でメンタルヘルスケアを行うこともできますし、組織内で活用することもでき大変お勧めの資格です。

7.心理カウンセラー資格を介護現場で活かす

 心理カウンセラー資格は介護施設の現場でも十分活用することが可能です。

むしろ介護という技術的な部分だけでなく、いかに心理的な面へもアプローチしケアしていけるかが大切です。

心理カウンセラー資格を取得しておけば様々な場面で役立てることが可能であるため、介護職としての職域も大きく広げることに繋げていけます。

実際、介護を必要としている高齢者の多くは、体が不自由なことが多く、肉体面だけでなく、自由に外出したりもできず精神的にも多くの不安を抱えている方も少なくありません。

 在宅介護であっても施設介護であっても家族と離れ離れになっている方もおり、寂しいと感じている人も少なくありません。

なので、日常生活面での身体介護だけでなく、精神面での心理的ケアも当然必要になってきます。

 しかし、介護資格しか所有していない場合は、心理面で正しくケアを行うことは困難です。

話しを聞いてあげることで、少しは心の不安が楽になることもありますが、専門的なことがわからず、単に会話するだけでお年寄りの要求に対応できないケースもあり得ます。

 ですが、心理カウンセラー資格で習得した専門知識があれば、あらゆるケースでの接し方や対応方法がわかっているので、お年寄りの心が楽になるようなコミュニケーションをとることができます。

このように、心理カウンセラー資格の専門知識があるかないかで介護の質も大きく異なってくるのです。

また、介護施設内においては、性格の異なる方が共同生活を営んでいるため、人間関係に関するトラブルなどが起こることもあります。

 介護施設など人が集まる場所は、どうしても問題が起こりやすい状況にあり、入居者間でのいざこざや言い争いなどトラブルに発展することも見受けられます。

このような場合、心理カウンセラー資格で学んだ知識があれば、的確に解決の糸口を見出すことも可能です。
このように心理面でのケアに限らずコミュニケーションを円滑にとれるようにアドバイスすることも可能になります。

そういう観点では心理的ケアが正しく行えるというスキルは介護技術と同等以上に重要なスキルだと言えます。
介護を受ける高齢者などが日々楽しく穏やかに生活するためには、心理カウンセラー的なスキルが肝になります。

 以上のように介護士として仕事をする様々なケースで心理カウンセラー資格がものすごく役に立つのは言うまでもありません。

介護士を目指している方でも、資格を取得さえしていれば、即現場で活かせるので取得を目指すのもいいと思います。

 心理カウンセラー資格をいかに活用するかという観点よりも、介護職としてさらにスキルアップするという観点から心理カウンセラー資格が必要と考えたほうがいいでしょう。

介護士の職場にも興味がある方は、介護職員初任者研修の資格・講座・仕事などついて詳しく解説されているサイトを参考にして下さいね。

8.心理カウンセラー資格を自分や家族の為に活かす

8-1.頻繁にストレスに晒される現在社会

私が社会生活を数十年間送る中で、自分自身知らないうちにストレスを抱え、心的(精神的)、身体的(肉体的)に体調を崩して家族や周囲の人に迷惑をかけたり自分自身もつらい思いをしたりして、本当に健康の大切さを感じることがありました。

最近では、仕事や家庭などの社会生活で起こるさまざまな問題などで、心身ともにストレスを抱える人が大変多くなっています。

このような場合、はっきりとした理由もないのに、なぜか寝てもまったく疲れがとれず、寝つけないことも多いのではないでしょうか?

現在は戦後間もない時代から考えると大変経済的に豊かになり、衣食住ともさまざまな選択の自由が与えられ、贅沢をせずに普通に生活していくには困らない非常に恵まれた時代です。

しかし逆に、精神的なものより物質的なものばかりを重視することで、人間同士のコミュニケーションが希薄になり、そこからいろいろな問題が発生しストレスを抱える人が多いように感じます。

特に心の病は、体にも大変悪影響を与えます。

「ここが痛い、ここが悪い」などという病気ではなく、「どこが悪いわけではないが、なんとなく体調がすぐれない。」という病気です。

8-2.ストレスや悩みにも2通りある

ストレスを日本語で言うと緊張と悩みと表現できるのでしょうか。

悩みにも二通りあり、一つは心配、不安、苛立ち、迷いなどの精神状態による悩みと、もう一つは、生きる中で 次から次へと苦労難問に直面しながらも頑張り乗り越えていく人が抱える悩みがありますが、これは「健全な悩み」といえます。

しかし、現在の社会環境の中でストレスを抱えずに、日常生活を送るのは非常に困難なことです。

自分自身の心や身体の健康と大切な家族などを守るためにも、ストレスとどのように向き合い、上手く付き合っていくか、どのように対応・解消していくかが大切なポイントになると思います。

そういう観点から考えると、心理カウンセリングの専門知識や技術を身に付けておくことで、自分自身の心のコントロールも可能であり、家族や身内で悩んでいる方がいれば助ける事も可能です。

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興味ある講座資料をいくつでも無料請求できるので、自分一人で探すより効率的に希望の講座を見つけることができます。

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