転換性障害(ヒステリー)

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転換性障害(ヒステリー)は、別名で身体表現性障害とも呼ばれることもあります。 転換性障害の症状は、失立・失歩・失声などが大きな特徴です。

体は正常でどこも悪くないのに、本当に立てなくなったり、歩けなくなったり、のどが詰まって声が出せなくなったりします。ひどいときはけいれんや頭痛を起こしたりもします。

なぜこのような症状になるかというと、無意識のうちに心に大きな葛藤や悩みを持っている場合、本来なら感情や言葉にして表現できるのですが、なぜかそれができなくなっているために、体の症状に転換して置き換えて心の葛藤や苦しさを表現してしまうからです。

これは人間のもっている自己防衛機能が無意識のうちに働くことからこのようなことが起こります。

人は自分ではとても対処できないと思えるような問題に直面した場合、心に大きな葛藤や悩みを抱えてしまいます。本人にとっては死ぬほど苦しいはずです。

転換性障害 そんな場合、本能的に自分を守るため体に症状を表すことで、心の葛藤や苦しさから自分の気持ちをそらすことができます。

しゃべれなければ、一時的にそのことに意識が向かっているので、自分の気持ちを葛藤や苦しみからそらすことができます。24時間365日ずーと悩んでいたら精神が破綻してしまいます。

そこで心の自己防衛機能が無意識のうちに働くのです。この病気の治療は、他の病気のようにいきなり症状を取り去ることはできません。

そんなことをすると、自己防衛機能をいきなり奪うことになるので、転換性障害の人は、心の中の葛藤に直面し続けることになり、逆に不安定な精神状態におちいってしまいます。治療法としては、精神療法があります。

葛藤に対して逃げずに正面から立ち向かうことができるような心や精神力を持てるように導いていきます。必要であれば心の大きな葛藤の原因となっている人間関係などについても具体的に改善できるように調整働きかけていきます。

人間関係には家族や隣人友人、職場などが関係していることがありますので、時にはその人達にも治療に協力してもらうことも大切です。


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